セット０２４

解答・解説

Ｑ１．今年は「カリスマ」という言葉が流行しましたが、オランダにある出資会社で「カリスマ」という自動車を生産している日本の自動車メーカーはどこでしょう？
Ａ１．三菱自動車

• 「カリスマ」はボルボとの共同出資会社であるNedCar社で生産している欧州戦略車。日本にも「輸入」されている。

Ｑ２．１９８５年、“USA for Africa”がエチオピア難民救済のために歌ったのは“We are the World”ですが、その前年に“Band Aid”が同じ目的で歌ったチャリティーソングのタイトルは何？
Ａ２．“Do They Know It's Christmas？”

• “Band Aid”はスティング、フィル・コリンズ、ジョージ・マイケルらイギリス系のアーチストが結成。中心となったのはボブ・ゲルドフ。
• 当時のイギリス史上最も売れたシングルとなった。これに触発されてアメリカのアーチストによって作られたのが“USA for Africa”。そしてこれらの動きが“Live Aid”につながっていく。

Ｑ１．は前フリが「時事」、Ｑ２．は答えが「時事（クリスマス）」。いずれも問題の中核部分はある程度の普遍性を持っている。「ホームページのクイズ」と「時事」の融合例として見て頂きたい。

Ｑ３．大したことがないことは「高が知れる」。では、言動で人の素姓が分かることを「“何”が知れる」と言うでしょう？
Ａ３．御里（おさと）

• 「たかが知れる」の「たか」は「高」と書く。この場合の「高」とは「値段」の意味。「高を括る」も同じ。

Ｑ４．郷ひろみのデビュー曲「男の子女の子」や、ピンキーとキラーズの「恋の季節」の作詞者で、越路吹雪のマネージャーとしても知られていた人は誰でしょう？
Ａ４．岩谷時子（いわたにときこ）

• １９１６年生まれ。もともと宝塚の出版部にいたが、１９５１年に越路と共に東宝に移籍。越路の歌った「ラストダンスは私に」や「愛の讃歌」の訳詞も手掛ける。
• 作詞家としての代表作には他に「ふりむかないで（ザ・ピーナッツ）」や「君といつまでも（加山雄三）」など。新鮮な言語感覚が支持された。

Ｑ５．英語で“ｇｉｎｇｅｒ root”という野菜は根ショウガですが、“lotus root”という野菜は何？
Ａ５．レンコン

• lotus＝蓮、root＝根。直訳ですね。

Ｑ６．ミニロトの当選番号を決定する、数字の書かれた３１個の玉の中には、数字の見間違いを避けるために下線が入っているものが２つあります。それぞれの玉に書かれている数字は何と何？
Ａ６．「０１」と「１０」

• ミニロトの数字は「１〜３１」ではなく、「０１〜３１」。故に６と９は「０６」、「０９」であり、混同の恐れはない（「９０」、「６０」は含まれない）。
• 「１１」はどっちが上でも「１１」とわかる。

Ｑ７．苦労も自分のためと思えばつらくない、という意味で引用される宝井（榎本）其角の句。「我ものとおもへば軽し“どこ”の雪」
Ａ７．笠

• 本当は「我が雪とおもへば軽し笠の上」らしいが。

Ｑ８．リコーダーなどの吹奏楽器の音を、「トゥートゥー」と舌で息を切りながら出す演奏法のことを何というでしょう？
Ａ８．タンギング

• 小学校の頃に教わりましたね。「ブドウの皮を出すように・・・」とか言われて。でも、“tongue（舌）”の動詞-ing形とは、最近まで気がつかなかった。

Ｑ９．コシヒカリよりも粘りがあって味も良いとされ注目を集めている、乳白色をしていることからその名がついたお米の品種は何？
Ａ９．ミルキークイーン

• アミロースという成分が低いため、粘りが強く、冷めても固くならない。
• 問題を作ったのがきっかけで、家で食べるようになった。でもコシヒカリの方が好きだ。 (2000.3)
• 農水省の「スーパーライス計画（平成元年〜６年）」で生まれた米の代表格。他にも色つきの米や香りの良い米が開発された。

Ｑ10．下の表は平成９年の、ある都市における業種別製造品出荷額ランキングである。北陸にある、その都市とはどこか？

Ａ10．小松市

• 一般機械器具製造業がダントツの１位なのは、「コマツ（小松製作所）」の企業城下町であることを示している。
• 一方、伝統工業も盛んであり、２位は「小松綸子（りんず）」、６位は「九谷焼」によるところが大きい。
• 小松市のホームページはこちら。

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