セット０３３

解答・解説　

Ｑ１．下のような立て札がある、ロンドンの観光名所はどこ？

Ａ１．ロンドン塔

• 「塔からカラスがいなくなると、王室が崩壊する」という伝説があるため、羽を切られたカラスが飼われている。カラスは飛べないためか凶暴なので、このような札が立っているらしい。
• ロンドン塔、その他の宮殿に関する詳細は、こちらのページでどうぞ。

Ｑ２．双六で振るのはサイコロ。では、回り将棋で振る駒は何？
Ａ２．金将（金でも正解）

• ４枚の金を振って進む数を決める。全部裏だと２０とか、斜めに立つと１００とかだった気がする。
• 地方によっては「金ころがし」と呼ぶらしい。

フリの部分は「本将棋の振り駒で振る駒は歩」というのも考えたのだが、これだと頭で描いたイメージが将棋盤で「固定」されてしまう。双六→回り将棋なら、イメージの「変化」が起こるので、より頭を刺激するのではないか、ということでこちらを採用した。

Ｑ３．来年春には、生前住んでいた東大阪市の邸宅を中心とする「記念館」が完成予定である、あちこちの街道を歩き続けた作家といえば誰？
Ａ３．司馬遼太郎（しばりょうたろう）

• １９９６年２月に亡くなり、「街道をゆく」シリーズは１１４７回で未完となった。
• 他に「坂の上の雲」「国盗り物語」などで知られる。

「『街道をゆく』で知られる」ではなく、「あちこちの街道を歩き続けた」という表現にしてみた。ヒントは「定例会見」でも触れた日本版「トリビアル・パスート（このような言い回しの問題が結構あったように記憶しており、今思うと新鮮である）。この国に定着しなかったのが返す返すも残念。

Ｑ４．生ビール、インターネット、バレーボールから連想される言葉は何？
Ａ４．サーバー

• 生ビールのサーバーには魅力がある。
• 他に料理を取り分ける大きなフォークも「サーバー」という。いずれも“server”。

Ｑ５．ブイヤベースなどのフランス料理に用いられる、魚のアラからとった「だし汁」のことを何というでしょう？
Ａ５．フュメ・ド・ポワソン（フュメでも正解）

• 鳥や牛の骨からとった「だし汁」はフォン。フォン・ド・ボーは、仔牛からとったもの。

Ｑ６．本人は明治３６年生まれだが、明治元年を西暦に直すための語呂合わせに使われる、昭和のスターは誰？
Ａ６．古川ロッパ

• 明治元年（１８６８年）は「いや〜ロッパ君、明治だよ」と覚える。
• ロッパはエノケンと人気を二分した喜劇役者。日記でも有名。

Ｑ７．江夏豊が「野球は一人でも勝てる」と言い放ったとされる試合はどんな内容だったか、説明して下さい。
Ａ７．自らサヨナラホームランを打って、ノーヒットノーランを達成した。

• 「延長戦（１１回）」「ソロホームラン」ということにも触れていれば、なお良い。延長戦での記録達成は今のところこれだけ。
• 江夏が阪神時代の１９７３年８月３０日、対中日戦の話。
• 試合翌日の記事（こちら参照）には、「野球は一人でも勝てる」という発言は見られない。「伝説化」される中で脚色されていったのだろう。(2001.5)

Ｑ８．温泉地で「熱海」は「あたみ」と読みますが、「温海」は何と読む？
Ａ８．あつみ

• 新潟との県境にある山形県の町。東北では珍しい、海に近い温泉地。

Ｑ９．エルトン・ジョンの“Candle in the Wind '97”は“Goodbye England's Rose”と歌い出されますが、もともとの“Candle in the Wind”は“Goodbye 誰”と歌い出されているでしょう？
Ａ９．Norma Jean

• ノーマ・ジーン・・・マリリン・モンローの本名。曲を知っていれば間違わない。

Ｑ10．私（秋元）の、小学校高学年時代（'85〜'86頃）のニックネームはある職業名でした。さて、何でしょう？
A10．作詞家

• わざわざ「秋元」「85〜'86頃」と書いたのがヒント。
• もちろん「秋元康」からきている。私はそう呼ばれるようになってから「夕ニャン」を見始めた。人生最大の汚点である。

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