Vol.4 “1-2-3 and MORE”

<ルール>
●解答者は3〜5人くらいが適当。
●問題を3問1セットにして、封筒に入れる。
●全部で3つのラウンドに分かれる。
 〔第1ラウンド〕
 ・1人ずつ順番に封筒を選び、中に入っている問題に3問連続で答えていく。正解すれば1ポイント、不正解はポイント変わらず。不正解の場合、この時点で正解は発表しない。
 ・全員が3問連続のクイズを終えると、他人が正解できなかった問題への解答権が発生する(ので、解答者は他人の問題もしっかり聞いていなければならない)。
 ・全員が3問連続のクイズを終えた段階で最もポイントが低い人から順に1問ずつ、他人が正解できなかった問題の答えを言っていく(自分が間違えた問題の答え直しは不可。他人が間違えた問題なら、どの問題でも可。解答時には、「誰が間違えた」「どんな問題か」をなぞる必要はない。ただ答えだけを言えばOK)。
 ・正解すれば1ポイント。さらに、他の問題への解答権が残る不正解の場合、ポイントは変わらないが、その時点でこのラウンドの解答権を失う(すなわち、1巡目はポイントの低い人から順に全員が解答し、そこで正解を出した人のみが2巡目に進み、そこでの正解者のみが3巡目に・・・ということ)。なお、他人の問題の正解が全て出てしまった場合も、このラウンドの解答権は失われる。
 ・全ての問題の正解が出るか、全員がラウンドの解答権を失った時点で次のラウンドに移る。
 〔第2ラウンド〕
 ・第1ラウンドと同じ。
 〔第3ラウンド〕
 ・封筒の問題に3問連続で答えていくのは、これまでと同じ。ただし、この時点で正解・不正解は一切発表しない
 ・全員が3問連続のクイズを終えた段階で、第2ラウンドまでのポイントが最も低い人から順に1問ずつ、他人が正解できなかったと思われる問題の答えを言っていく。この時点でも正解・不正解は一切発表しない。よって、Aさんが間違えたと思われる問題をBさんが解答したが、それも間違っていると思われるのでCさんが別な解答をする、というパターンも出てくる。
 ・このラウンドでは、他人が正解できなかったと思われる問題への解答権が失われることはない。ただし、他人が正解できなかったと思われる問題への解答のうち、不正解が2問あると、このラウンドでのポイントは0になる(3問連続で答えた問題に正解があってもポイントにはならない)。それを避けるべく、解答者は答えの代わりに“STOP”を宣言することで、このラウンドの解答を終える。
 ・全員が“STOP”を宣言したところで、ラウンドは終了。全ての問題の正解を発表する。正解者には2ポイント
 ・3つのラウンドでのポイントの合計が最も多い人が勝ち。

<注意点>
●出題中の解答は不正解と同じ扱いとする。

<問題例>
その1その2
●解答者4人の場合を想定し、問題は4×3×3で36問。
●封筒(今回はA〜L)の中の3問は「易・普通・難」の順にしているつもり。
●例えば色を答えさせる問題が複数あると、それが第3ラウンドで出題されれば混乱を招く原因ともなりかねない。このような配慮も必要。

<補足>
●ルールがやや複雑で、特に第3ラウンドの各解答者の答えを把握しておく必要があるため、出題者は結構大変。ただ、他人の不正解だった問題を記憶していき、徐々に余裕のなくなっていく解答者の様子を眺めるのは、なかなか楽しいもの。わざと解答者をじらしたりして面白がるのも良い。
●ちなみに、私は記録用紙を使いながら、第3ラウンドの解答は言われたままに記入していくシステムをとっている。 ↓

NAME
@ 1 2 3
A 1 2 3
/
B 1
2
3
/


●早押しでないパターンの場合、「他人に出された問題が、自分に出されれば良かったのに」という意識をいかに処理していくかが大事になる。
●そのため、他人が正解できなかった問題を、(それ以外の人との駆け引きも意識して)拾っていくというパターンをいくつか作ってみたが、これが今のところ一番納得のいく中身になっている。
●次回は、もっと能動的に問題をチョイスするパターンをシンプルに。


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