●「ポール・マッカートニー」が答えになるクイズを作りなさい、と言われたら「ビートルズのメンバーで唯一左ききなのは誰？」という問題が浮かぶ人が結構いるのではないか。しかし、これは正しくないようである。
●私がイギリスで購入したクイズ本
の中には、こんな問題が掲載されている。
正解はＢ。ドラムなので目立たないが、リンゴも左ききらしい。何らご参考まで。
〔清水の舞台から・・・〕
Ｑ．下の文章に隠れているのは、過去の何？
「震災でも倒れなかった愛しの虎は、戦いの末に毒のついた金を食べて帰る。」
Ａ．今年の漢字
●財団法人日本漢字能力検定協会が毎年１２月に決定し、清水寺で発表されている。
●第１回は１９９５年。文章の漢字は順に、９５年、０４年、９７年、０５年、０３年、０１年、９９年、９８年、００年、９６年、０２年の「今年の漢字」。
〔だまされちゃダメ〕
Ｑ．イミテーションダイヤモンドに用いられる「ジルコニア」は、ジルコニウムと何の化合物？
Ａ．酸素
●要するに「酸化ジルコニウム（ZrＯ２）」。
●「○○は、☆と何の合金？」というパターンの問題に慣れすぎていると、金属元素しか思い浮かばなくなる。「化合物」だから「合金」とは限らない。「だまされちゃダメ」。
〔WHO WANTS TO BE KEN JENNINGS？〕
●本サイトでしばしば紹介しているアメリカのクイズ番組“JEOPARDY!”。そのパソコン用ゲームソフトがこれ。
●パッケージに貼られた値札にドルの表示があるが、買ったのはアメリカではなく、シンガポール。閉店寸前のゲーム屋で発見したときは本当に嬉しかった。サウジに帰って１ヶ月ほどやり込んだものである。
●このゲームの最大のポイントは、答えをタイピングするということ。日本のクイズゲームを含めて、私にとっては初めての経験であった。
●ある程度のスペリングミスは許容してくれる（そういう設定が可能）。しかし、“Ｌ”と“Ｒ”や、“Ｂ”と“Ｖ”の間違いは絶対に正解にはならないので悔しい思いをすることがしばしばあった。
●また、映画や小説のタイトルなど、邦題はわかるのに原題がわからなくて不正解というケースも多かった。意訳だけでなく、直訳のタイトルでも正解できるとは限らない。これも相当に悔しい。
〔というわけで〕
●皆様にも悔しさを味わってもらいたいと思います。
Ｑ．下に挙げるのは、ヘミングウェイの有名な小説の原題である。・・・・に正しい単語を入れなさい。４つ全て当たった場合のみ「正解」とする。
・The Old Man and the ・・・・
・The Sun Also ・・・・
・A Farewell to ・・・・
・For Whom the Bell ・・・・
Ａ．上から順に、Sea、Rises、Arms、Tolls
●特にTollsは知らないと相当難しいのではないでしょうか。
〔各馬不一斉？〕
Ｑ．競馬で、ゲートを使わず、馬の前に張ったロープをはね上げるスタート形式のことを何というでしょう？
Ａ．バリアスタート（バリア式）
●ＪＲＡでは昭和３０年代まで行われていた。イギリスのグランド・ナショナル（障害レースの最高峰）は、現在でもバリアスタートで行われている。
〔１２６点〕
●戯れにやってみた「第６回Quiz Road Cup」筆記予選の点数。
ＢＡＣＫ ＨＯＭＥ