2007年9月のクイズ


〔夏休み〕
Q.私が下の写真を撮影した建造物は何?

●解答、関連問題はこちら


〔クイズ的収穫・その1〕
●下は今回のアメリカ滞在中に購入したクイズ本。

●変わった形なのもさることながら、特筆すべきはスクラッチで解答をこするということ。
●問題はオール4択で計180問。正解が出るまでに削った箇所の合計点が与えられる(1発正解なら+10、最後まで正解できなかった場合は0)というルールになっている。

●通常のクイズ本にしばしばある、隣の問題の答えまで見えてしまうという欠点が解消され、ゲーム性も加わっている。
●こする楽しみは1度だけだが、真ん中の部分を隠せば復習もできる。
●コストが気になるが、価格はわずか5.95ドルだから、それほどでもないのだろう。日本でもできるのではないか。


〔クイズ的収穫・その2〕
●今回のアメリカ滞在中に夢中になったクイズ番組が“CASH CAB”である。
●「ロンハー」の「田村タクシー」が一般客を乗せて、目的地に着くまでクイズを出題する、と考えればイメージがしやすいか。
●いきなりクイズショーに巻き込まれる乗客のアメリカ人(というかニューヨーカー)のリアクションが一様に楽しいし、クイズのルールや問題も非常に質が高い。
●これが放送されているのは、何と「ディスカバリーチャンネル」である。確かに「お勉強した人達がクイズの『場』を目指す」というクイズ形態しか知らない我々にとって、「クイズの『場』が(本当の意味での)一般人の中に入り込む」というシステムは、なかなかの「ディスカバリー」と言えよう。
●とりあえず、日本の「ディスカバリーチャンネル」での放送を求めたい。


〔クイズ的収穫・ゼロ以下〕
●とりあえず、たこ焼きが跳ねてるのと、SL型マイクを投げ渡すのは面白かった。
●準決勝の、勝負を左右すべく設けられた、たった一問の○×クイズとしてあの問題をチョイスした神経がわからん。
●「オリンピックで日本語がそのまま名前になっているのは競輪と何?」という問題文に違和感を感じるのは私だけなのだろうか。この問題には「競技」という言葉を絶対に入れる必要がある。競輪が出た時点で競技を指していることはわかるが、日本語としていかがなものか。


〔慎重に〕
Q.「L、M、XL。大きい順に並べるとどうなる?」という問題文は、「XL、L、M」という答を想定しているのであれば、言葉が足りません。このままでは全く逆の順番でも正解になります。なぜでしょう?
A.ローマ数字の大きい順だとM(1000)、L(50)、XL(40)だから。
日本語としては良いが、クイズとしては「(洋服の)サイズで」という言葉は絶対に入れる必要がある。


〔3年後の夢〕
Q.下は何の一覧か。また、( ? )には何が入るか。

01:ケヤッキー
02:くろしおくん
03:ふじっぴー
04:コバトン
05:ももっち
06:はばタン
07:スギッチ
08:めじろん
09:トッキッキ
10:( ? )

A.国体のマスコットキャラクター(2001年以降)、チーバくん
3年後の9月25日から、千葉県で国体が行われるらしい。その名も「ゆめ半島千葉国体」。何と漠然としたネーミングであろうか。
マスコットも通常はその県にゆかりの動植物をモチーフにするのだが、その名も「チーバくん」。モチーフになっているのは千葉県の形!!!設定上は「不思議な生き物」らしいが、どう見ても「左向きの赤い犬」だ(こう表現すると怪しさ満点だな)。
左向きで県の形になることで成立しているキャラなのに、着ぐるみになってたりもする。ようわからん。
最近の国体のキャラクターはその後、県のキャラクターになることが多い。3年後には「チーバくん」が
その路線を踏襲するのであろうか。これはもう悪夢である。



〔15年前の悪夢〕
●2003年と2005年はサウジにいたため、阪神の首位争いを一試合一試合見つめる経験は、1985年、1992年に次いでこれが3回目である(昨年は「首位争い」にまでは至らなかったので除外)。
●今日で6連敗。どうも92年の記憶が蘇りまくる。1アウト2、3塁で浜中を代打に送る采配は、同じ神宮ということもあり、9回ウラに中込を投入した場面に思いっきり重なってしまう。必死さの見られない打線(今日は悪くなかったが)は、あの年の優勝決定試合を彷彿とさせる・・・。
●1位→2位→3位(4位かもよ)と連続して順位を落とすことは、どうやら間違いなさそうである。この程度のチームの優勝を信じ浮かれてしまった首脳陣、マスコミ、ファンは反省すべし。
●で、手元になぜか最終戦のチケットがある。藤川がジャケットのCDもある。胴上げを目撃することを目論んでいた自分を大いに恥じると共に、この試合が3位を確定させるものになるような奇妙な予感がするのである。



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