2010年9月のクイズ


〔割り算にすべきか〕
Q. SPEZI-COLA=?
A.オレンジジュース(ファンタオレンジ)
●休暇を利用してハンブルクへ。現地在住の、かつてクイズの勉強をしまくっていた人物のお蔭で、ドイツ料理を堪能させてもらった。感謝。
●SPEZIはドイツのポピュラーな飲み物らしい。かつてクイズの勉強をしまくっていた人物に勧められて飲んでみたが、まあ悪くない。
●料理(ジャガイモやビートがおいしかった)とか気候は、私が昔住んでいた北海道を思い出させ、どこか懐かしい感じ。
●「ビートルマニア」という、ハンブルクでの修行時代のビートルズに関する展示を中心とした施設も非常に良かった。
●満足感の中、次の目的地、5年ぶりのロンドンへ。


〔大英図書館情報〕
Q.一説によると、ハンブルクの赤線地帯で働くための健康証明書のことを指しているという、ビートルズの曲のタイトルは何?
A."Ticket to Ride"(邦題:「涙の乗車券」)
●聞いたことなかったが、大英図書館に展示されているジョンの自筆原稿の説明文に、そう書かれてあったのです。
●そういえば上述の「ビートルマニア」では、映画でこの曲を歌うシーンに関する展示があり、実際にエンドレスでこの曲がかかっていた気がする。偶然か?
●マグナ・カルタやシェークスピアと並んで、ビートルズの展示コーナーがある大英図書館に満足。無料で入れるのは大満足。

●以前に何度か断念していたロンドン・アイにも乗ることができ、ポンド安に浮かれて買い物をしまくり、充電たっぷりでアブダビに戻ってきたのでした。


〔クイズ関連雑感〕
●SUDOKUの波はハンブルクにも押し寄せ、書店でも大きなスペースを占めている。で、クイズ本は結局見つからず。
●クイズ番組では"Das Duell"(DAS ERSTE。他局でも同名の番組が放送されていた)という1対1のクイズ番組が面白かった。早押しだけでなく、音楽、ビジュアル、記憶など、私の好きな「いろいろなパターンを入れ込む」という姿勢が製作者に感じられた。
●ロンドンで見たクイズ番組では、"Pointless"(BBC2)と"SELL ME THE ANSWER"(SKY1)が良かった。
●前者は、事前に100人が100秒間かけて答えをできるだけ挙げた問題(例:"NASA"という略称を構成する単語は何?)に対し、出場者が解答。100人中その答えを正解した人数=ポイントとなり、番組名の通りポイントが少ない人が勝ち(例題なら"Space"は90ポイント近く、"Aeronautics"は10ポイント台だったと思う)というもの。ただし出場者の誤答は100ポイント獲得となってしまう(例題なら"North"とか"America"とか"Agency"とか"答えると100ポイント)。
●後者は、挑戦者が正解を知らない場合、スタジオにいる「トレーダー」達から正解を知っていそうな人を選び、手持ちの獲得金額の範囲内でその答えを売ってもらうというもの。トレーダーとの金額交渉が見せ場の一つ。商談が成立し、トレーダーに支払いをしてから答えを聞くのだが、実はそのトレーダーが正解を知らない、ということもある(例:"Chinese gooseberry"とは何の別名?という問題で、「私の母は果物屋なの」とアピールしたトレーダーを挑戦者が選択し、交渉の末に獲得金額の大半を渡した後、「実は私の母は果物屋なんかじゃないのよーん」とか平気で言われたりする)。しかも挑戦者が不正解の場合は賞金ゼロで帰るのだが、その場合でもトレーダーは交渉の末に得た金額を持って帰れるのである!
●いずれも、テンポとゲーム性を保ちながら、難易度の高いクイズを楽しめるのが素晴らしい。
●今回は見れなかったが「ミリオネア」はルールをマイナーチェンジして続いており、関連のボードゲームや電子ゲーム(TVとつなげて遊ぶタイプを購入)、本(サッカークイズだけを集めたヴァージョン)も売られていた。SUDOKUの波にも負けず、クイズがしっかり根付いているイギリス。さすがである。






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