2010年11月のクイズ


〔胸に愛を刻むぜ〕
●今週はドバイ→テヘラン→ドーハ→クウェート→アブダビと慌ただしく移動。僅かではあるが、頻繁に時差が発生したおかげで、余計な疲れが出てくるような気がした。
Q.4択問題。上記のうち、時差が発生しなかった移動は1つだけです。それは、どこからどこへの移動でしょう。
A.ドーハ→クウェート
イラン(テヘラン)が日本時間▲5時間30分という中途半端な時差であることを知っていれば、実質的には2択となる。
UAE(アブダビ、ドバイ)は日本時間▲5時間。カタール(ドーハ)、クウェートは日本時間▲6時間。ちなみにサウジも▲6時間でした。
●夏時間とかは無い。ずっと夏みたいなもんだし。
●欧米はそろそろ冬時間ですね。こちらでは日曜の夜に見ることができるNFLの試合が、1時間遅くなってしまうのが残念(とは言っても日本では月曜の午前2〜3時から起きていたので、それに比べれば相当楽です)。
●関係ないですが、タイトルにピンときたあなたは確実にアラフォー以上。


〔イラン体験記〕
●そんなわけで、初めてイランを訪問した。私はサウジ滞在を経験したため、その他の国で驚きを感じることが少なくなってしまったのだが、イランは相当刺激的な国であった。
●アブダビと同じ「中東」とはいえ、テヘランはペルシャ湾(アラブ人はアラビア湾と言うが、イラン人はその呼び名を決して認めない)から遠く、むしろカスピ海に近い場所にある。また、高度1,000メートルを超える位置にあるため、気候が湾岸とは全く異なる。10月末ながら後ろにそびえる山々の一部は雪をかぶっており、街もヒンヤリとしていた。
●車が主な移動手段であり、朝夕は大渋滞に巻き込まれた。交通ルールはあって無きが如しで、無理な割り込み、追い越し、Uターンは当たり前。女性ドライバーもアグレッシブだ。そんな中を歩行者が横切っていく。「危なくとも引き返してはいけない。引き返すと轢かれる。」と現地の方に言われ、私も恐る恐る道路を横断した。
●街中では「反米・反イスラエル」を掲げる看板が目につき、テレビや新聞も同様の主張を繰り広げている。滞在中は日本の動きを知ることができなかったが、出国前に、空港の中にあった無料でネットが見られるPCをチェックすることができた。にしても出来すぎだろ、水嶋ヒロ。
●御馳走になったケバブ(付け合わせの野菜はイラン産とのこと)も、お土産にもらったピスタチオ(イランが生産量世界一)も、大変美味。ビックマックやコカコーラは無いが、これだけおいしいものがあれば全く苦にはならない。
Q.上記の記述の中に明らかな間違いが1か所ある。それは何か。
A.コカコーラはある
"Made in Iran"と書かれた正真正銘のコカコーラをケバブ屋で注文した。きちんとコカコーラの味がした。現地の人の話によると、「原液をアメリカから輸入し、国内で製造している」らしい。制裁が続けば将来的には飲めなくなるのかも知れない。
●制裁の影響は少なくないとはいえ、水と資源がある国の底力のようなものを感じた今回の滞在でした。水はあるが、資源と覚悟の無いどこぞの国を遠くから憂いつつ。


〔プリンス(王族じゃない方)も来るらしい〕
Q.現在F1グランプリが開催されているサーキットや、室内テーマパーク「フェラーリ・ワールド」がある、アブダビ首長国の島の名前は何?
A.ヤス島(Yas Island)
●アブダビの中心街から車で30分ほどの所に位置する。近年開発が進み、上記施設の他に、ホテルやゴルフ場が作られている。私は止むに止まれぬ事情で、そのゴルフ場でレッスンを受けている。今日は向かいのサーキット(ヤス・マリーナ)から生のエグゾーストノートが聞こえてきた。



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