2014年9月のクイズ


〔ある意味終戦(9・7@ナゴド。あれから9年か)〕
●この時期に夏休みが取れたら、名古屋に行って3連戦を見ようかと思っていた・・・。本当に、本当に夏休みが取れなくて良かった!
Q.これまでに阪神で四番バッターを務めた選手は数々いますが、その中で、ズバリ「阪神の四番」という本を書いているのは誰?
A.
新井貴浩
2012年11月に出版された(PHP新書)。「七転八起」というサブタイトルがついているが、彼が起きている所を見たことが無い・・・。
●今年は超絶に優秀な四番がいるのに、ここに来て相変わらずの失速。で、結果を出せない選手は大して責められず、(関西系の)ファンやマスコミが首脳陣批判に終始していることも相変わらず。だからダメなのだ!そういう点も含めた「体質」にメスを入れなければ何も変わらない。
●今年で言えば、開幕戦で4−0を守れなかった投手を後生大事に「エース」扱いしてきたことは、首脳陣の間違い。で、(関西系の)ファンもマスコミも「能見で負けたらしょうがない」「変えるのが早すぎる(後続が打たれた場合)」「打線の援護が無い(開幕戦を忘れてんのか?それに、この間は10点取ってもあの体たらくだぜ)」の大合唱・・・。毎週「負けたらしょうがない」試合があって、どうやって優勝できんの?
●結局、首脳陣にもファンにも「常に勝利のために最善を尽くすべし」、という当たり前の視点が抜けているのだ(マスコミは部数なり視聴率が上がればそれでいいんでしょうが)。例えば、「先に『フルイニング出場』ありき」の発想に価値を見出しているの、阪神だけでしょ?
●とはいえ、私は「今年のCSは何とかなるんじゃないか」と思っている。他の選手が例年通りガチガチでも「メッセ(+呉)で1勝、ゴメス(+マートン)で1勝」が可能なので、少なくともファーストステージは抜けられるのではないかと。
●そのためにも、これから表ローテは「是が非でも勝ち越し狙い」、裏ローテは「様々な選手起用を試す(鳥谷途中交代でもベンチでもOK。西岡復帰の場合のシミュレーションも必要だし)」)という感じでやればいいと思うが、(関西系の)ファンやマスコミは許さないんだろうね。
●ま、その前にCSに残れるか、なんですが。


〔贔屓目かも知れないが〕
●「ももクロ効果」も大きかったと思う今年の「高校生クイズ」。
●まさか、昨年投げやりに書いた「各県の代表は男子チーム1組とそれ以外(女子チームか混成チーム)1組にすりゃいいんじゃない」に近いことをやってくるとは。まあ、この点では「2人1組」がうまく機能したと思う。
●「疑似ウルトラクイズ」としての視点で感じたのは、仮に「ウルトラ」が復活したとしても「罰ゲーム」はやらなくて良さそうだ、ということ。「敗者が主役」という視点は「敗者へのインタビュー」や「勝者との別れ」といったシーンで十分に描き切れる、ということが今回わかった。
●実は、1992年に一旦終了した「ウルトラ」が1998年に復活した際、私が最もつまらなくなったと感じたのが「罰ゲーム」の部分だった。この間に「リアクション芸」というものが確立され、素人のリアクションを映すだけでは物足りなくなっていたのである(その原動力となったのが「お笑いウルトラクイズ」なのは皮肉な話だが)。
●言うまでもなく、その後も「リアクション芸」はますます進化を遂げ、素人の太刀打ちできる領域ではない。また、素人に本当に危険なことをさせるわけがない、ということを今や誰もが知っている。「帰国」というテロップをほんの少しでも信じていた時代はとっくに終わったのである。
●「どろんこ」や98年ウルトラの「目隠しでクイズ(敗者はニューヨークを見れずに帰国)」のように、「罰ゲーム」はクイズと直結したものに特化し、敗者決定後に別途行う形式の「罰ゲーム」は無しにすれば、コストや放送時間も削減できるだろう。


〔実はVMA敗者〕
Q.現在Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「だまし絵U 進化するだまし絵」にも「展示」されているスティーブ・バロンの監督作品は、1985年に大ヒットした何という曲のミュージック・ビデオ?
"Take on me"
イントロが「パラパラ」の語源となっている説も有力な、ノルウェーのグループ"a-ha"の曲。世界的ヒットとなった要因が、実写とアニメを融合させたミュージック・ビデオにあることは間違いない。
●翌年のMTV Video Music Awardで6部門を受賞するも、最優秀ビデオ賞(Video of the Year)の受賞は逃した(同じくスティーブが監督を務めたダイアー・ストレーツの"Money for Nothing"が受賞)。
●5年前の「だまし絵」展は神戸で見たが、その時に比べ立体作品や映像作品が増え、非常に楽しめた。






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