2016年12月のクイズ


〔枠は囲むためにある〕
Q.1954年7月18日、和歌山県生まれ。「酒と阪神タイガースをこよなく愛する」という、「日本パズル界の重鎮」は誰?
A.
西尾徹也
問題文に「ナンプレ」とか「日本パズル連盟」を入れると、いろいろややこしそうでね。あっちの世界も似たようなもんか。


〔毎年恒例!「阪神への愚痴」コーナー〕
●結局、今年は一軍の試合を一度も観に行かなかった。ろくにフライも取れないチームの試合に金を払う気にはならなくて(大谷の「二刀流」を観るために1泊2日で仙台に行ったりはしたのだが)。
●昨年から明らかに劣化していた鳥谷の守備に、長い間何の手も打たなかった時点で「超変革」なんてまやかし。「守り勝つ野球」を放棄すりゃ、甲子園で負け越すのは当たり前ですよ。
●関西マスコミやファンが「功労者だから」「一生懸命練習してるから」などと甘やかすのは、まあ仕方ないとしても、ベンチがそれじゃダメなのよ。赤星や関本がファンと同じように鳥谷を擁護してたけど、確実に言えるのは、彼らがどれだけ人気者であってもコーチの器ではないから将来ベンチに入れちゃダメということ(一軍のベンチは、勝利を純粋に最大限追求できる、外部の人間で固めるのが良いと思っている)。
●とにかく来年は、観に行きたいと思えるチームになって欲しい。

Q.来シーズンの阪神には、苗字が上から読んでも下から読んでも同じ「糸井」選手が加わりますが、今シーズンの阪神の選手で、ユニフォームの苗字のローマ字表記が右から読んでも左から読んでも同じだったのは誰?(苗字だけで結構です)
A.
北條(史也)選手
ローマ字表記は「HOJOH」。
昔の「月刊タイガース」のインタビューで、「深夜番組を観ながらスナック菓子を食べてる時が幸せ」という主旨の発言をしていて、「絶対にプロでは通用しない」と思っていたのだが、化けましたね。歴代の「名遊撃手」の系譜に連なるよう、さらに精進して欲しい。


〔どうせなら愚痴で締めましょう〕
●「クイズ王」の価値は、年々劣化の速度を速めている。
●まず、大前提として、「クイズ王」であっても年齢と共に記憶などが衰える、という自然劣化がある。それに加えて、「クイズ王」を「粗製」するが「乱造」できない一方で、「クイズ」よりも「クイズ王」を消費しようとする状況の中、「クイズ王」の肩書はどんどん安いものになってしまう。
●また、インチキな演出で「絶対性」を与えられたり、歴史修正主義クイズ屋の拵えた「正統性」を付与されたりして「粗製」された「クイズ王」が、わざわざ他の番組に出て、芸能人にアッサリ負けたりする。ようわからん。
●「歴史」を正しく語るなら、西村氏は「第1回FNS」のシードとして呼ばれていながら参加していなかったし(彼と森田氏宛てのギャラ配布用封筒が残されているのを目撃した)、「ギミア」の企画で学生に敗れた際には、その企画自体をお蔵・・・おっと、誰か来たようだ。

●今年は「東大生」をフィーチャーしたテレビ番組が増えた。これに関して、ある放送作家が「(東大生という)フリが効いてますからね」と言っていたのが興味深かった。要するに「東大生だけど美人」とか「東大生だけどナンパ師」とか、そういうギャップや意外性があるのがキャッチ―ということだろう。
●翻って鑑みるに、「東大生が難しいクイズを解く」って全然意外じゃないよね。一時の「高校生クイズ」は、「東大生でも解けない難問クイズを高校生がスラスラ解く」という意外性を提供していたわけだが(解いてた連中が普通に東大に入っていることが、「インチキ演出」の証明でもあるわけだが)、それとも違うし。
●クイズに関して言えば、例えば「東大生が芸能ゴシップクイズを解く」方が、今の「東大生」の見せ方にはマッチしているし、(今のメンバーとは違うだろうが)そういうのに強い東大生も沢山いると思う(「地下クイズ王」も東大出身者だらけになってきているし)。
●「東大王」というクイズ番組が、その辺をうまく料理するのかと思ったら、全然ダメでガッカリした。相対評価ができていない。

Q.わが国にある世界遺産の登録名に含まれるカタカナの単語は「ル・コルビュジエ」「ドーム」と何?
A.グスク
2000年に登録された「琉球王国のグスク及び関連遺産群」。
あ〜、つまんねぇ〜!つーか、世界遺産関連のクイズを面白いと思ったことが無い。来年からは世界遺産に頼るのやめようよ。





BACK  HOME