2020年7月のクイズ


〔The Boys Of Summer〕
Q.「エネゴリくん」の愛称で知られる西武ライオンズの榎田(えのきだ)大樹投手が、都市対抗野球に出場した時に所属していたチームはどこ?
A.
東京ガス
ENEOS(先月の社名変更により、チーム名もJX-ENEOSから変更)に所属していたわけではなく、見た目からの愛称。
●入社1年目から投手の柱となり若獅子賞を受賞。2年目にも出場し、その年のドラフトで阪神が1位指名(西武が大石を獲得したことによる外れ1位)。
●今年の都市対抗は無くなったのかと思いきや、もともと東京五輪のために11月開催になっており、予定通り行われるとのこと。
●プロ野球は先月開幕。ま、やらないよりは良いですね。


〔ギャップに注目〕
Q.商品先物取引において、決済期限が遠いものほど価格が高い状態を「コンタンゴ」というのに対し、決済期限が近いものほど価格が高い状態のことを英語で何というでしょう?
A.
バックワーデーション(Backwardation)
●日本語では
「逆ザヤ」。商品の保管コストの分、決済期限が遠い「期先物」が高くなるのが普通だが、足下の需給逼迫などによって「期近物」が高くなる状態が発生する。
●私の周辺のクイズ関係者よりも仕事関係者の方が正解率が高くなる、ある意味
「逆ザヤ」問題。


〔夏休み特別企画:研究ノート公開〕
●部屋の整理をしていたところ、学生時代のクイズノートが10冊ほど発掘された。
●Twitterで公開したローリングクイズのメモと同じノートにあったのが、この個人企画メモ。



●当時のTQCでは、土曜の通常例会とは別に「水曜例会」が行われていた。通常例会が各人(各班)の持ち寄った複数の企画を行うのに対し、水曜例会では1人が企画・問題を全て担当するので、勝ち抜き形式のコンセプトで複数の企画を行うのが一般的だった(水谷記念が嚆矢)。
●私の担当回では「早押し無しチャンピオンシップ」(TQC内のタイトル戦「早押しチャンピオンシップ」に対抗する企画。残念ながら当時のメモや記録は発掘されず)を行い、その次に準備していたのが、このオール○×クイズによる勝ち抜き戦「○×フェスタ」だったのだ。
●前置きが長くなってしまったが、この「○×フェスタ」、私が○×クイズを全く作れなかったために結局実現しなかった。ただ、ルール自体は勝ち抜き戦ながら全参加者を最後まで巻き込む形式になっており、割と良くできているなあと思う(用意してもらう問題は複数にすべきだとは思うが)。何かの参考になればという願いを込めて25年越しで公開する次第である。
●当時から私は「早押しで正解してもらってゲーム要素(サイコロを振るとかトランプを引くとか)を展開させて勝者を決める」という形式自体を絶対視せず、「早押しありき」でない形式を模索していた。そしてそれを披露できる場があったTQCは、私にとって非常に恵まれた環境だった。




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