2021年5月のクイズ


〔オンライン時代到来〕
Q.昭和56年3月25日、複数の架空口座に計1億8000万円を入金するオンライン詐欺をはたらいた女性行員が勤務していた銀行はどこだった?
A.
三和(さんわ)銀行
昨年から「オンライン会議」や「オンライン講演会」が当たり前になり、先日ついに「オンラインクイズ」にまで手を出した私だが、いまだに「オンライン」と聞いてすぐに浮かぶのがこの事件。
当時は犯人の名前も出まくりで、視聴者参加のクイズ番組でも「●●(犯人)が逃亡していた都市はどこ?」という問題が出されていた(答えは「マニラ」だが、解答者が「マレーシア」と誤答したことまで覚えている)。


〔今なんじゃない?〕
.長屋晴子(ながやはるこ)がヴォーカルを務める、代表曲に「sabotage」や「Mela!」などがある、4人組バンドの名前は何でしょう?
A.緑黄色社会
中京大中京の同級生を中心として2012年結成。
●そんなわけで、オンラインクイズは「長屋クイズアリーナ」と「Microsoft Teams」を使って実施。とはいえ「知らない人とクイズでつながりたい!」という気は1ナノメートルも無いので、普段なら家にお招きするような近しいメンバーが集合(あくまでコロナ禍で自宅開催が実施できないことによる代替という位置付け)。
●どうしてもタイムラグが発生するので、早押しは普段と仕掛けるタイミングが変わり、「疑似」という印象(画像無しなら違うのかもだけど)。
●それが不満というわけじゃなくて、もっと「新しい形式」とか「オンラインならではのルール」を考える良い機会なのでは、と思うのだが。
●私が実際におこなったのは、ボードクイズで各人が解答後、正解者数(今回は4人中)を予想しカメラに向かって指で出してもらうというもの(クイズの正解も予想的中も+1ポイント)。「他者の解答が全く見えない」上に「解答時の他者の表情が見える」というオンラインの特性を生かした企画で、クイズに全問不正解でも勝てる可能性があるルール。ご興味あれば是非試して頂きたい。


〔ウィニングアンサー〕
.昭和51年に35歳の若さで亡くなった女性放送作家の草分け的存在で、「クイズ!ドレミファドン」のテーマ曲の作詞者でもあるのは誰?
A.福地美穂子
●テーマ曲の作・編曲者は、すぎやまこういち。両者の名前は毎回テロップで表示されていた。
福地は「8時だ!全員集合」や「カックラキン大放送!!」などのバラエティ番組も手掛けていたが、TV局内で倒れ急死。
●上記のボード企画(10ポイント先取)で、8ポイントだった「昭和お笑い史」さんが「単独正解+正解者数予想的中」により9ポイントのキャメル先輩を逆転し勝利を決めた問題。流石やね。


BACK  HOME