2018年12月のクイズ


〔GPS追跡(第2弾)〕
Q.「小倉百人一首」で唯一、「冬」という単語が含まれている、源宗于朝臣(みなもとのむねゆきあそん)の歌は何?
A.
山里は冬ぞ寂しさまさりける人目も草も枯れぬと思えば
源宗于朝臣は三十六歌仙の一人。もともと「古今和歌集」に収録された歌。

Q.「日本レコード大賞」を複数回受賞した歌手またはグループのうち、1回目と2回目の受賞の間隔が最も長いのは誰?
A.五木ひろし
1973年に「夜空」、1984年に「長良川艶歌」で受賞。
この11年に次ぐのは、1994年に「innocent world」、2004年に「Sign」で受賞したミスチル。
その次は橋幸夫が4年。そして、細川たかし、中森明菜、安室奈美恵、浜崎あゆみ(3回)、EXILE(4回)、AKB48、三代目J Soul Brothersは1回目の翌年に2回目を受賞。

Q.新春恒例の行事で、「競技かるた名人位決定戦」が行われるのは近江神宮ですが、「かるた始め式」が行われる神社はどこ?
A.八坂神社
1971年に始まった行事。八坂神社の祭神であるスサノオノミコトが和歌の祖神とされることから、毎年1月3日にかるたを奉納し、平安装束をまとった子供らが能舞台でかるたの「初手合わせ」を行う。

Q.昭和21年の「りんごの唄雛」を皮切りに、世相を反映した「変わり雛」を毎年発表している人形メーカーはどこ?
A.真多呂(またろ)人形
●毎年11月末に発表され、翌年初めから雛祭りまで公開される。
今年発表されたのは、安室奈美恵と小室哲哉を並べた「さよなら平成」雛など6組。


※「追跡」と言っておきながら、第1戦の映像や問題は一切確認していない(そのために金を使いたくない)ので、季節ネタを。



〔昭和お笑い史(ギリギリ)〕
Q.「おう・・・。どこ行くんだ?」「浅草だよ。お前は?」「北千住」というオチである、ウッチャンナンチャンの名作ショートコントのタイトルは何?
A.「日比谷線と銀座線」(昔の「高校生クイズ」でのコンビ名を答えさせる問題文中の表記にならったが、「銀座線vs日比谷線」など両線の名前が入っていれば正解とする。「地下鉄コント」等は不可)
銀座で張り合っていた両者が上野で再会する。擬人化のはしり?
●今年の問題はここまで。


#2018年もあと少しなので今年のクイズ活動をこっちで呟こう
「3/11、TQC35thで企画やります」。田中健一さんからの年賀状にあったこの一言から、今年の「クイズ活動」へのモチベーションは一気に高まった。
●言っておくが、「クイズ」へのモチベーションは常に高い。「モチベーション」なんて言葉をわざわざ使う必要もないほど高い!ただ、それは自分の中だけの話で、対外的な「活動」には基本消極的だ。
●しかし、「TQC」で、しかも「田中さんの企画」なら真剣に挑むしか選択肢は無い。そして、それは「今の自分が相対的にどれほどの位置にいるか」を示すことになる。なら徹底的にやってやろう、というわけだ。
●本気で優勝を狙った結果は4位。まあ、東大王君達より上だったし、「思ったより戦えるな」というのが正直な感想だった。
●有難いことに、今年はさらに田中さんによる「JQSグランプリシリーズ(予選)」や、JQAの「WQC」「Hot100」など、不特定多数を対象とした、誰でも参加できるクイズの機会が多かった。そうなると、「TQC」という枠内だけでなく、「クイズ界隈」との相対的な位置も明らかになる。これらにも本気で挑んだ。
●そして、その結果として、「そこそこの位置」にいることは示せたかな、と思っている(誠に勝手なお願いですが「WQC」は英語で受けたので除外して下さい)。少なくとも、クイズ界隈の内部に対しては「昔の経験と名前だけでクイズを語っているわけではないよ」ってことはわかってもらえたと思うし(だからこそツイッターで「第1回FNS」の昔話もじっくり語れるようになった)、外部に対しては「オープンに不参加でサークルに入っていなくても、少なくともこの位置までは来れるよ」ということは言える。
●夏休みに「英国クイズ事情」をアップデートできたことも含め、振り返れば充実した一年になったわけだが、来年はどうしようか。「WQC」を日本語で受けることは確実だが、あとは対外的な部分は意識せず自分の楽しみ全開でやってこうかなと思っている(来シーズンの「Hot100」は英語で受けようかなとか)。いつでも本気を出せばそこそこ戦えることはわかったのでね。




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