〔つけもん(漬物)〕
Q.日本の「あちゃら漬け」と同じ語源を持つとされる、インド料理の副菜となる漬物は何?
A.アチャール
●カレーの付け合わせでもおなじみ。玉ねぎ、きゅうり、マンゴーなどの野菜や果物だけでなく、魚や肉のアチャールもある。
●語源はポルトガル語で漬物を意味する”achar”とされ、唐辛子を加えた甘酢を用いる「あちゃら漬け」もポルトガルから伝えられたとされる。
〔つけもん(付ける問題)〕
Q.パティ・スミス、マイケル・シェンカー、ジェフ・ベック。これらの人名の後に、ある単語が付くとグループ名になります。その単語とは何でしょう?
A.グループ
●パティ・スミスは「クイーン・オブ・パンク」と称されるアメリカのミュージシャン。マイケル・シェンカーはドイツ出身のギタリスト。
●ジェフ・ベックは一昨年に亡くなったが、問題を思いついたのはそれよりも前。
〔堂々素人宣言〕
●「クイズ作家のすごい思考法」(著・近藤仁美、集英社インターナショナル)を読み、出版記念のオンラインイベント(西沢泰生さんが「クイズ王作家」として登場!)にも参加。「プロ」がいかに「相手目線」をしっかりと意識できているかを改めて痛感した。いかに相手(解答者・視聴者・読者)の興味を惹くか、周囲に話したくさせるかを考えた上で、それらを満たす情報を大量に提供し続けるのは非常に難しいこと。
●私も「クイズ作家」に憧れていた時期があったが、ならなくて良かったと今は思う。所信表明の通り、楽しんでもらいたい気持ちは確かにあるが、自分がインプットした際に興味を持った情報や、自分が知っていて他人に話したい情報が中心であるため(上記の問題のように)、その量は限られ、出題してもスルーになることが多い。
●ただ、誰もが「プロ」のようなスタンスでクイズと関わらなければいけないのか、というのが最近思うことで。作る側も答える側も「プロ」が確立されつつあるとしても、「セミプロ」や同じ路線の「アマチュア」ばかりではクイズのごく一部だけが肥大していくのでは?それが特定の人物への「忖度」だとか、過剰な「気持ち良く答えていただく」精神と無関係じゃないのでは?などと考えてしまうのです。
●思えばTQC時代は各自が興味を持ったこと、話したいことをクイズを通じてぶつけ合っていたから楽しかったのではないか。誰も「プロ」ではなかったし、「プロ」になった者もいなかったけど、「素人」同士が集まってがワイワイやれるのもクイズの良さでしょう。
●だから、「素人」であり続けたいと思います。これからも「素人」のクイズ問題を掲載し続けるし、「素人目線」でクイズを眺め続けます。
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