その8 テーマ「帰国」

解答他 

Q1.私が買った本「阪神タイガース」(新潮新書)の著者は誰?
A1.吉田義男

●言わずと知れた、前回優勝時の監督である。
●あの時のタイガースは、2年後にどん底に陥る。阪神ファンとしては、どうしてもあの記憶が蘇ってしまう。それを払拭するためには、積極的な補強をし続けることが必要なのだと思う。
●関係ないが本は相当売れなくなっているのだろうか。阪神がらみに限らず「便乗」のオンパレードという気がした。「やっぱりバカが増えている」(洋泉社)なんて、著者が大好きな小浜逸郎氏だということに気づかなければ、「『バカの壁』の便乗本」扱いするところだったし。


Q2.新千歳空港で飛行機を待っている時、私はある人物と「ニアミス」をしました。私は今年の5月にも、その人物と「超ニアミス」をしているのですが、それは誰? 
A2.小泉純一郎

●札幌で応援演説をした後、全日空のチャーター便で仙台に向かうところだったらしい。
●私は旅の疲れと、ラーメンを食べた直後だったため、飛行機を待つ間にウトウトとしていたら、あたりが騒がしくなっていた。見ると、報道関係者と思しき集団が搭乗をしている所であった。周りの人達は「見た」とか「声をかけた」と言っていた。残念。
●5月に総理がサウジを訪問された際には、仕事の関係で同じ宿舎内にいたり、政府専用機の中にもちょっと入ったりしたが、姿を見ることはできなかった。縁が無いということなのかな。
●ということで、帰国時は選挙戦真っ只中だった。私は住民票を残したままだったので、幸運にも投票に行くことができた。ちなみに千葉での投票は初。結果については、あれこれ語れる資格もないと思うので、とりあえず青木愛おめでとうってことで。


Q3.日本で会った人達は私の顔を見て、かなりの確率で「ある言葉」を発し、私は非常に違和感を覚えました。さて、その言葉とは何でしょう?
A3.「(日に)焼けてないね」

●50度近い炎天下だからといって、屋外で働いてるわけじゃないし、建物の中はクーラー効いてるし、移動は車だから、焼けようがないんですが・・・。
●ヒゲは概ね好評。来年はアゴにも生やしてみようかな。


Q4.リヤド行きの飛行機の搭乗手続きの際、係員は全ての乗客に「ある質問」をし、「YES」と答え乗客には、小さめの箱を渡していました。係員はどんな質問をしていたのでしょう?ちなみに時刻は午後4時半頃。大半の乗客は「YES」と答えていましたが、私は正直に「NO」と答えました。
A4.「断食中ですか?」

●そう、この時期イスラム諸国は「ラマダン(断食月)」だったのである。ムスリム達は日中は一切の食事を断っている。渡された箱には軽食(パンとヨーグルト)が入っており、日没の合図と同時に一斉に開けて食べていた。デジカメを持ってこなかったことを後悔した瞬間であった。


Q5.自宅のドアを開けた瞬間、悪臭が鼻をついた。同様の現象は以前にも、長期間自宅を開けた時に起こっていた。この悪臭の原因は何か?
A5.トイレの水が無くなってしまったこと

●便器の中に溜まっている水(「封水」by水津本)が無くなってしまうのである。熱さで蒸発してしまうのだろう。
●とはいえ、リヤドはめっきり涼しくなっていました。最高気温が20度を切り、朝晩は肌寒いくらいです。


フリートーク

●約束通り、アラブ版「ミリオネア」の話を。
●番組を見たのはアブダビ(UAE)のホテル。金曜日(=休日)の22:30〜0:00という時間帯であったと記憶している(以下、これが通常版なのかどうかは不明という前提で話を進めます)。
●オープニングはおそらく、本家イギリスのコピー。うまく説明しにくいが、人々(この場合アラブ人)がミリオネアのマークを仰ぎ見るという感じで、私は好き。
●解答風景。

↑なぜか2人で挑戦している。なお、「早押し並べ替えクイズ」は無く、いきなり2人が登場するという形式である。この番組は広く湾岸諸国で人気があるらしく、各国の予選用電話番号案内がひんぱんに出ていた。せっかく他国から来て予選落ちというのはむごい、ということなのだろうか。
●あと、ちょっと見にくいが解答欄に注目。選択肢は「A,B,C,D」ではなく、「1,2,3,4」であり、アラビア語なので、右上が「1」番、左下が「4」番となっている。
●ライフラインは同じ。賞金の設定は本家と同じ。金額の単位が無い理由は不明。

↑8問目挑戦のシーン。問題は「2002年のノーベル平和賞受賞者は誰? 1.シャロン 2.ブッシュ 3.カーター 4.カルザイ」だった(この問題だけ内容が理解できた)。
●司会者の振る舞いは基本的に万国共通のよう。決めセリフは「ジャアーブ・ビハーイ」で、これは「ファイナル・アンサー」の直訳。

↑見にくいけど小切手。やっぱり司会者は破り捨てる。
●ただ、やたら会話が多い。ファイナル・アンサー後も長い会話を行い、その間に正解発表を挟んでいるという感じだった。
●結局、1組目は13問目で、2組目は14問目でドロップアウトとなり、番組は終了した。90分の放送でわずか2組とは、ずいぶんのんびりしたものだ。

↑2組目の挑戦シーン。「50:50」の後、「オーディエンス」を使用している。消えたはずの「4番」に「%12」(=12%。わかりずらい!)も入っているのは、「2.ジョージ3世 3.ジョージ4世」という紛らわしい選択肢のため。

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