第7回・・・HP開設半年を迎えて


早いものでこのHPを開設して半年が経過した。そこで今回はこの半年を振り返ってみるという、文字通りの「定例会見」である(今後も半年毎にやっていきたい)。

何よりもうれしいのは、この半年間の予想外の反響だ。私は大袈裟でもなんでもなく、このHPは今世紀中には全く日の目を見ないと思っていた。それでも、私の問題を本当に気に入ってもらえる人、私のスタンスを本当に理解してもらえる人がいつか現われるだろうから、そういう人達に期待しよう、と思っていたのである。
ところが、現段階で直接的、間接的に「HP楽しんでます」という話を耳にすることができた。また、「相互リンクなし」という特異な形態にもかかわらずリンクを貼って頂いているページも目にする。本当に光栄である。
特に、クイズ研の現役会員からの反応が良い。現在の学生クイズサークル界(これは存在する)の中心である人達に支持を頂いていることは非常にうれしいし、彼らがこういうHPを支持できるセンスを持っていることに安心する。私は彼らの将来に(クイズ的にも人間的にも)大いに期待している。
とにかく、HPを気に入って下さっている全ての皆様に対し、今後も良質のクイズを作り続けていくことで応えていきたいと思うばかりだ。

では問題について振り返ってみよう。半年間で作成したセットは17、問題数は170問。1日1問弱のペースである。これは、対外的に問題を披露しなくなってからの約3年間のストックを含めたもので、当初想定したペースより多くなっている。もはやストックも底をつきつつある。私の問題の作り方(これは今後公開予定)では、ひと月に20問、すなわち2セット分がやっとだから、今後はややペースが落ちることを予めご了承願いたい。一応、来年3月の段階で計30セットに到達することを目標にしている。
また今回改めて問題と解説を見返し、事実に変化のあったものは解説に「追記」という形でその情報を加えた。この作業も半年毎にやっていきたい。この「追記」の数は思ったほど多くなかった。そもそも時事問題があまりないのだが、これについては説明をしておきたい。私は時事問題が好きな方だ。しかし、新聞やテレビなどで多くの人々が知っている事柄を問う問題を「自作」の問題とするのはどうか、と思うのでHPでの披露を避けているだけである。
クイズには、問題を作った当時の「時代」が伝わるという、日記のような要素もある。例えば古いクイズ本で答の変わってしまった問題を目にすると、逆に当時が偲ばれその時代を懐かしく思うことがある。まあ、クイズを「暗記して強くなる」ことしか念頭にない人達には、そういう問題は邪魔ということになるのだろうけど・・・。そんなわけで私のHPでは、答が変わった問題に関してもそのままにし、解説の「追記」で変更点を述べるという形にしたのである。各セットの問題は、作成日現在のものとして答えて頂きたい。

最後に皆様へのお願いを。それは、もっと感想を聞かせて下さいということだ。折角「メールには必ず目を通す」というスタンスでいるにもかかわらず、HPに対する賞賛も非難もメール以外の場(他人の掲示版だったり、直接会った時の話だったり)で知ることが多いのは残念だ。リンクにしてもフリーなので貼って頂くのは大いに結構だし、ありがたいことなのだが、「なぜこのHPにリンクを貼ろうと思ったのか」を教えて頂けるとさらにありがたい。
「ヌーベル・クイジーヌ」は私のソロ・プロジェクトではなく、これを御覧頂いている皆様との共同プロジェクトだと思っていますので、どうぞよろしく。もちろん、しっかりした内容で、という条件は変わりませんが。

 

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