「クイズ協会」ねぇ。対立してる側も含め、「クイズの場」にわざわざ足を運んでくれる「奇特な人」を対象とする派閥争い、という域を出ていないのが気になる。18年前の問題提起が未だに有効とは・・・。
●むしろ「奇特な人」相手の商売確立(同人誌が書店に並んだり、地上波からKnock Outされた集団がスカパーに拾われたり。「奇特な人」への搾取強化とも言える)の最終形のようにも思え、その流れの中で、外部への視点がどんどん欠落していっている気がする。
●競技クイズ普及のための「競技クイズ協会」なら、それで全く構わないが、クイズを将棋のような文化にしていくための「クイズ協会」なんでしょ?

●甲子園を目指している子が、アニメ「ナナマルサンバツ」を観てクイズに興味を持ったとしましょう。彼が野球部からクイ研に転部する可能性はほぼゼロですよ。でも、クイズの普及を考えるなら、彼のような子を大事にしなければならない。さて、どうするか?
●クイ研が学園祭で「校内ウルトラクイズ」を開けば、彼も参加できる。協会は、そういうイベントを促すべく、盛り上がるクイズ形式や問題例を提供したり、運営ノウハウを伝授したりする・・・。これは思い付きだが、私が言いたいのは、こういう方向性の話が協会から全く出てきてないよね、ってこと。

●私は学生の頃から周囲に「もしクイズが大ブームになって、サークルに200人来たり、オープンに1,000人エントリーしたらどうする?」という質問を投げかけたが、「正解」を聞いたことがないし、自分の中でも答えは見つからない。
●内向きの視点では、せいぜい2〜3ケタ相手が限界ということだろう。万が一、努力が実って「奇特な人」が4〜5ケタになったとしても、それは「クイズブーム」でも「クイズの普及」でもない(「競技クイズブーム」「競技クイズの普及」ではあるが)。 ケタがいくつも違う話をゴッチャにしちゃダメ。

●阪神タイガースには伝統的に将棋好きの選手が多く、ロッカールームでは将棋が盛んに行われているという。かのランディ・バースも川藤が指している後ろで将棋のルールを覚え、そこそこ強くなったとか。
●将棋を楽しむ選手の横で、クイズを出し合っている選手がいる状態になって初めて「クイズが普及した」と言える。つーか、協会としては、そうしたいんだよね?だったら、やっぱり野球部の子を大事にしなければならない。さあ、どうします? 

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