Vol.5 “GOLDEN ANSWER”

<ルール>
●解答者は3人以上。
●まず、ペーパークイズに解答してもらう。問題数は解答者が3人、4人の場合は13問5人の場合は16問。以下、(人数×3+1)問。それとは別に近似値クイズが1問
●解答が終わったら、出題者が近似値クイズの答を発表。答が最も遠い者から順に1問ずつ、好きな問題を選択し、その答を発表する。
●正解者には以下の通りにポイントが入る(不正解者はポイントの増減無し)。
 〔α巡目のポイント〕
 ・発表者が正解の場合・・・発表者にα+1ポイント。その他の正解者に1ポイント
 ・発表者が不正解の場合・・・正解者にα+1ポイント
 ・いずれの場合にも、正解者が1名だけの時は「ボーナス」として、さらに1ポイントを加える。
●3巡(3人の場合は4巡)すると、問題が1問残る。残った問題の答は出題者が発表。正解者には得点ではなく、“GOLDEN ANSWER”が与えられる
“GOLDEN ANSWER”が与えられた者の中で、得点が最も高い者が優勝となる。なお、“GOLDEN ANSWER”が誰にも与えられていない場合は、そのまま得点が最も高い者が優勝となる。

<問題例>
その1(3、4人用) ●その2(5人用) ●その3(6人用)
その4(3、4人用)…2011年11月追加
その5(3、4人用)…2014年12月追加
●「全員が全問正解」または「全員が全問不正解」にならなければ、どんな問題群でも良い。明らかに誰もがわかる問題、明らかに誰にもわからない問題をあえて入れることで、解答者間の駆け引きを演出することも可能。

<補足>
解答者の選択次第で勝者が変わり、その勝者は最後の問題まで判明せず、少ない問題数で長時間楽しめるのも利点。シンプルながら、良くできたパターンだと思う。問題を十分に活かすという観点からも今まで公開した中でベストであり、自己最高傑作(ってことはクイズ史上最高傑作)と現段階では言い切れる。
●何回か試した中では、「4人で13問」が1番バランスが取れている気がするが、何人で何巡させても基本的にはOKと考えているので、いろいろと試して欲しい。
●これ以上のパターンはしばらく思いつかないので、しばらくパターンの追加はお休み。その代わり、今まで紹介した各パターンの「問題例」を増やしていきたいと考えてます。

<2005年6月加筆>
●先月日本に一時帰国し、当然ながらクイズの集いをおこなったのだが、その際には「ペーパークイズではなく読み上げ形式」「近似値クイズ省略(1回目はジャンケンなどで順番を決める。その後は直前の順位が高い人から、何番目に答を発表するかを決める。)」にした。特段、このパターンを損ねるものにはならず、初めて体験した参加者にも満足頂くことができた。
●さらに、「ペーパーの作成」「近似値問題の作成」を廃したことから、他の参加者が持参した問題で、このパターンを試すことができた。問題を十分に活かすというコンセプトが完成したと言えるだろう。
●またこのことは私にとって、“GOLDEN ANSWER”に初めて解答者として挑戦することを意味していた。で、何度かおこなったのだが、結局1度も勝てなかった。悔しかった反面、それだけ絶対的な「必勝法」の無いルールだということなのだろうと思うと嬉しくもあった。
●とりあえず、解答者として1つわかったのは、「自分だけが正解しているであろう問題を自分で選択してはいけない」ということ(理由は詳しく説明しません)。皆さんも是非、実際に繰り返しこのパターンを試してみて「勝利に近づく法則」を見つけて下さい。


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